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フィラリア症について

フィラリア症とは蚊の媒介により犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸っていきている糸状の寄生虫です。

犬フィラリア症の感染経路

@フィラリアに感染している犬から蚊が血液とともにミクロフィラリア(フィラリアの子虫)を吸い込む。

A蚊に取り込まれたミクロフィラリアが蚊の体内で感染能力のある感染子虫に成長する。

B蚊が犬を吸血する際に感染子虫が犬の体内に侵入する。

C感染子虫は犬の体組織を移動しながら成長していき、やがて心臓にたどりつき成虫となる。
(この成虫は約5年間生きます。)

※フィラリアは5段階脱皮を経由して成虫になるので、ミクロフィラリアをそれぞれL1、L2、L3、L4などと呼ぶこともあります。

フィラリア症の症状

最初のころは、咳をする、やせてくる、食欲がない、散歩などの運動を嫌がる。
症状が重くなると、失神、貧血、腹部がふくれる(腹水のため)、尿が赤くなる(血色素尿)などの症状もみられるようになります。

フィラリア予防薬

有効成分:モキシデクチン、イベルメクチンなど。

フィラリア予防薬には、内服、外用、注射があります。
1)月1回投与
 (1)内服薬 顆粒剤、錠剤、嗜好製剤(チュアブル)
 (2)外用薬 スポットオンタイプ(首の後ろの皮膚に沁み込ませる)
2)1回投与で6ヶ月有効
 注射薬 皮下注射。

使用方法:内服タイプ(毎月一回服用)

使用始期は、蚊からの感染が始まって1カ月後より服用させます。

使用終期は、蚊からの感染が終わってから1カ月後まで飲ませる

使用期間は、4月〜6月頃より11月・12月頃まで飲ませます。

※蚊は気温が約15℃以上で血を吸い始めますので地域によって差があります。心配な方は一年中飲まされる方もおられます。


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